
当社は1994年の会社設立以来、外食産業を中心にシステムインテグレーション事業、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)事業を行い、順調に業績を伸ばして参りました。現在当社の主力事業であります「まかせてネット」は 1999年にサービスを開始して以降、お客様からの絶大な支持を集め、業績の向上を図るための経営管理ツールとして、多くの企業様にご利用していただいております。
●中間決算発表と業績予想の修正について
2009年1月期も半期を終え、後半戦に突入しております。当社が創業以来対面しております外食業界は、原材料の高騰や個人消費の低迷など、現在非常に厳しい環境におかれております。当社の業績も2009年1月期末の業績予想を修正しなければいけない状況となりました。我々はこれまで、POSやオーダリング端末等の機器の販売や、それらを設置・設定する業務、ASPサービスを導入する際の各種作業によるスポット業務の収益と、毎月のASPサービス利用料による収益の増加によって成長して参りました。今中間期は、当初予想に比較して、大型の新規出店等の新規契約店舗数が低迷し、それに連動したスポット業務の売上が減少しました。また、セキュリティ対策等のASP運営費の増加や異業種へ進出したことによる費用負担を吸収することができなかったため、この度発表いたしました業績、ならびに業績予想となりました。一方、ASPサービス利用料においては、増減しながらも常に増加傾向にあります。利用料の伸びは、過去に記録したほどではありませんが、確実に増え続けております。我々は今まで、スポットの売上にも少なからず頼って参りましたが、今後は、その部分をお客様に出来る限り還元し、導入しやすいサービスで店舗数を増加させ、ASPサービス利用料により安定して収益を確保できるような収益構造に変えていかなければならないと考えております。
当社の財務状況につきましては、当社は創業以来、「健全な財務体質の維持と成長」を主眼としております。平成20年7月末現在、連結ベースで、現金預金11億円に対して、負債合計は2億5千万円となっております。我々は、株主の皆様への利益還元を重要な課題として認識しています。また、我々は、これから成長していく、いける会社と確信しておりますので、今後の飛躍成長のために事業資金を活用して、株主の皆様の当社の成長への期待にお応えをしてまいります。
●今後の事業展開について
そのためにも、我々は現在まで事業を推進してきたことで蓄積した経験、豊富な知識を基に、より多くのお客様に、更なるより良いサービスを提供するために、まずは我々自身が変わり進化していかなければいけないと考えております。そこで今回、我々は次の3つのキーワードを胸に、今後、事業を推進してまいります。
・より多くの業界へのサービスの提供
・より導入しやすいサービスへの転換
・より信頼されるサービスへの進化
まず、第一のキーワードですが、当社は飲食業界にサービスを提供開始してから15年を迎えようとしておりますが、事業を推進していく中で蓄積してきた経験や豊富な知識を基に、理美容業界という新しい業種への進出を果たすことができ、少しずつですが着実に実績をあげることの出来る体制を構築することができました。このチャレンジはまだ始まったばかりですが、この事実は我々が外食業界に対してサービスを提供する上で、地道に行って参りました、現場を重視しお客様とのコミュニケーションを大切にしてきたやり方が、他の業種にも確実に通用することを物語っております。今後当社は、飲食業界と理美容業界を基軸に、それらに隣接する類似業種や新業種に対して、「まかせてネットシリーズ」を積極的に浸透させて参ります。既に、理美容業界の類似業種や新業種への実績も上がりつつあります。そして、様々な業界のお客様が直面している問題の解決や、お客様の成長を更に後押しし、今後対面するであろう様々な業界を盛り上げて、社会に貢献して参りたいと考えております。
次に第一のキーワードを実践・後押しするためには、第二のキーワード「より導入しやすいサービスへの転換」が必要になってまいります。今日のような経済環境下では、我々のサービスを導入するために多額の導入費用を必要としていたのでは、多くのお客様にお使いいただくことはできません。我々は以前より、極力お客様のご負担にならないようなご提案をして参りましたが、我々自身が更なる効率化を実践し、多くのパートナーの協力のもと、現在よりも更にサービス導入のハードルを下げて、今の状況を乗り越えるための最も近道となる「まかせてネット」をお使いいただく機会を、より多く提供して参ります。
さらに、第二のキーワードの後押しを経て導入いただいたお客様には、我々が最も得意とする運用支援サービスによって、「まかせてネット」の価値を最大限発揮できるよう手厚くサポートいたします。しかしながら、第三のキーワードにもあるように、今後、様々な業種のお客様にお使いいただくためは、現在の運用支援サービスを、更に次のステージに進化させなければなりません。また、既存の業界のお客様に対しても、現在のサービス品質に満足することなく、お客様の状況に応じたお客様の必要とする運用支援サービスを提供しなければなりません。我々は今後も、導入いただいたお客様に長く長くご利用していただき、お客様の真のパートナーになるために、サービスの核となる導入支援サービスを充実させて参ります。
我々は、この3つのキーワードを確実に実行することで、環境の変化に強い強靭な経営体質を持つ企業へと必ず進化いたします。そして、様々な業種の多くのお客様に我々のサービスをご利用いただき、お客様と共に我々も業績の回復と成長ができるよう、役員スタッフ一同一丸となって努力して参ります。次回は、第3四半期の発表時に、進捗状況も含めてご報告いたします。
2008年9月29日
代表取締役社長 鈴木 崇宏