itogo

LTVを最大化するロイヤルティプログラム設計の基本

itogo / 2025年5月28日

LTVを最大化するロイヤルティプログラム設計の基本

なぜ“1回来店”で終わってしまうのか?

モバイルオーダーやクーポン施策を導入しても、リピーターが増えない──。多くの飲食チェーンが抱えるこの課題の背景には、「来店促進」と「継続利用促進」が分断されている現状があります。

LTV(顧客生涯価値)を高めるには、「来店して終わり」ではなく、“次回来店をどう設計するか”がカギになります。

ロイヤルティ設計は「3つの原則」で考える

顧客のLTVを最大化するためには、以下の3ステップで関係性を設計していくことが有効です。

  • 初回 → 2回目来店を意図的に促す
    初回来店時に「次の来店動機」があるかどうかでLTVの伸びしろは大きく変わります。
  • ステージ(関係性)の構造をつくる
    2回目・5回目・常連…と段階を設けて、特典やアプローチを変えることで継続率が向上します。
  • タッチポイントを統合する
    通知/来店/会計がバラバラでは記憶に残りません。一貫した体験こそがブランドへのロイヤルティにつながります。

顧客の「状態」に合わせた設計を

LTV向上のカギは、“一律施策”ではなく顧客フェーズごとのアプローチにあります。例えば、初回客とロイヤル客では見るべき指標も、効果的なアプローチも異なります。

フェーズ有効な施策
新規(初回来店)次回来店の特典提示/アプリ登録特典
定着(2〜3回来店)来店履歴に応じた通知/再来クーポン
離脱傾向(未来店)復帰特典/リマインド通知
ロイヤルVIP特典/限定メニュー案内

“仕組み”と“支援”がLTVを伸ばす

単発施策で終わらせず、再来店を自動で促す「シナリオ設計」、ステージ別に管理する「ID統合」、効果を測る「ダッシュボード」。これらが連動することで、“運用で成果が出るCRM”になります。

iToGoでは、データ統合・施策自動化・運用支援までを一貫してご支援可能です。

LTV向上に役立つ資料はこちら ↓
→ 無料ホワイトペーパーを今すぐダウンロード

関連サービス

まかせてネットEX
まかせてタッチ