LTVを最大化するロイヤルティプログラム設計の基本
なぜ“1回来店”で終わってしまうのか?
モバイルオーダーやクーポン施策を導入しても、リピーターが増えない──。多くの飲食チェーンが抱えるこの課題の背景には、「来店促進」と「継続利用促進」が分断されている現状があります。
LTV(顧客生涯価値)を高めるには、「来店して終わり」ではなく、“次回来店をどう設計するか”がカギになります。
ロイヤルティ設計は「3つの原則」で考える
顧客のLTVを最大化するためには、以下の3ステップで関係性を設計していくことが有効です。
- ■ 初回 → 2回目来店を意図的に促す
初回来店時に「次の来店動機」があるかどうかでLTVの伸びしろは大きく変わります。 - ■ ステージ(関係性)の構造をつくる
2回目・5回目・常連…と段階を設けて、特典やアプローチを変えることで継続率が向上します。 - ■ タッチポイントを統合する
通知/来店/会計がバラバラでは記憶に残りません。一貫した体験こそがブランドへのロイヤルティにつながります。
顧客の「状態」に合わせた設計を
LTV向上のカギは、“一律施策”ではなく顧客フェーズごとのアプローチにあります。例えば、初回客とロイヤル客では見るべき指標も、効果的なアプローチも異なります。
フェーズ | 有効な施策 |
---|---|
新規(初回来店) | 次回来店の特典提示/アプリ登録特典 |
定着(2〜3回来店) | 来店履歴に応じた通知/再来クーポン |
離脱傾向(未来店) | 復帰特典/リマインド通知 |
ロイヤル | VIP特典/限定メニュー案内 |
“仕組み”と“支援”がLTVを伸ばす
単発施策で終わらせず、再来店を自動で促す「シナリオ設計」、ステージ別に管理する「ID統合」、効果を測る「ダッシュボード」。これらが連動することで、“運用で成果が出るCRM”になります。
iToGoでは、データ統合・施策自動化・運用支援までを一貫してご支援可能です。
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